2007年05月03日
指穴テスト

生地に少量の小麦粉をかけるか、手に水をつけて生地の上から指をさして穴をあけます。
この時に指穴が生地に押し戻されてなくなってしまえば、まだ成形には早いのでもう少し休ませます。
また、指穴の所から生地がしぼんで穴が大きくなってしまったら休ませすぎです。
指穴がほぼ残るようになったそのときが成形のグッドタイミングです。
指穴テストは、フロアタイムのパンチ(ガス抜き)のときもやります。
毎日安定したパンを作るには、発酵過程でのタイミングが大事なので、パン工房の中は一年中27℃をキープしています。それはパンを作ることと同じように神経を使います。
生地の発酵に合わせてパンを作ることが何より大事ですが、パン工房の環境を整えるのもおいしいパン作りの秘訣です。