2010年03月27日

続 パン・ド・カンパーニュ


一口に「パン・ド・カンパーニュ」と言っても様々な作り方やレシピがありますが
それってどんなん?
という質問に少しお答えしましょう。

まず粉です。
100%小麦粉を使うもの。10%~30%ライ麦粉をブレンドするもの。。
あるいは10%~30%小麦全粒粉をブレンドするもの。またはそのどちらもブレンドするもの。
小麦粉は、カンパーニュと言う名前から本来その地域でとれた粉を使うのが正当なやり方とは思いますが
そこはそれぞれのパン屋さん次第!
これだけでも、粉のブランドやブレンドの仕方でかなりの粉だけのレシピが出来上がりますね。
もっちりさせたパンにしたかったり、さっくり歯切れのよい食感にしたかったり、素朴な味わいを引きだしたかったり、
作り手は試行錯誤の末、自分の一番お気に入りのレシピを作りだします。


次に重要なのが酵母。
生イースト。
ドライイースト。
ドライインスタントイースト。
自家製酵母
     ・フランス式に「ル・ヴァン」と言う手作り酵母。
     ・果実や野菜から酵母を取り出して作った手作り酵母。
     ・自家製酵母を商品化したものなど。
まだまだたくさんの酵母がありますがそれ一本で行くのか?
イーストを併用させるのか、やはり、作り手の個性で数々のレシピが生まれます。

ちょっとここまで話してしまうと気が遠くなってしまいますよね。
実際のところ、美味しくて気に入ってもらえれば良いんですよね。
どんなに作り手がこだわってみても、美味しかったからとファンになっていただかなければ
あとが続きません。
定番商品としていつも焼いているパン屋さんを見つけて食べてみてください。
酸味がある素朴な風味のパンですが和食にも良く合い、日持ちもします。
焼きたてから、4日目ぐらいまで味が少しづつ丸みを帯びてくるのがこのパンの特徴でもあります。
私はみそ料理と「パン・ド・カンパーニュ」の組み合わせが大好きです。
フランスでは、自転車に乗って観光地の木陰で「パン・ド・カンパーニュ」と
チーズとワインでお昼ご飯をしている家族やカップルを時々見かけました。
 


Posted by ひかりのはる at 12:58 | Comments(6) | パン
 

2010年03月24日

パン・ド・カンパーニュ



日本では「パン・ド・カンパーニュ」を田舎フランスパンと言います。
カンパーニュはフランス語で田舎と言う意味です。

地産地消が基本のフランスやドイツでは、その地域でとれた麦を使ってパンを焼きます。
同じレシピで作ったパンでも、麦の性質が違えば当然出来上がりのパンも違ってきます。
小麦粉で言えば、その性質をあらわす基準になるタンパク質と灰分(ミネラル質)が
ひとつひとつの畑からできる麦によって違うと言ってもいいほどです。
また、その年の天候などにも左右されるそうです。

製粉会社は一定の品質の小麦粉を作るために麦をブレンドしながら安定したグルテンと灰分の
割合の製粉をしてくれます。

しかし、ヨーロッパの田舎の村などに行くとそうでもなさそうで
その年によってかなり差がある小麦粉が出回るそうですが
そこは地産地消を誇りに生きる人々
それはそれ!大地と太陽の恵みに感謝をしてさほど気にもしないと聞きました。

ドイツでも「パン・ド・カンパーニュ」と同じようなパンがあります。
「ラント・ブロート」と言います。
ラントは土地、地域などの意味がありブロートは大形の食事パンのことを言います。
ドイツの面白いところは南と北では収穫される麦の質がまるで違うところです。
南にいくほど小麦中心で、北に行くほどライ麦中心です。
「ラント・ブロート」と言っても内容は見て食べてみるまで分からないのが実情です。
世界中で一番パンの種類が多いのがドイツと言われるのは、実はそういう所にあるのです。
ライ麦粉と小麦粉のブレンドの割合によって決まった名前がつけられるパンが数種類ありますが
それも、見て、食べてみるまでは本当の違いはわかりません。

「パン・ド・カンパーニュ」も「ラント・ブロート」も
きっと作り手の数と同じくらいのレシピが存在すると思われます。
基本的に長時間発酵で酸味が強いフランスパンと言うのが大雑把な表現でしょうか。
「パン・ド・カンパーニュ」が好きな私は、どこのお店が本物か?などと言っていないで
そのお店の個性を素直に楽しむようにしています。
もちろん!私はパン屋めぐりが大好きです。 


Posted by ひかりのはる at 17:38 | Comments(2) | パン
 

2010年03月22日

春のささやき






まだ暗いうちに家を出て、日暮れてから帰宅をする毎日は、
季節の移り変わりを感じるのは休日毎。まだまだ、寒暖の差が激しい毎日ですが、
一週間で季節が大きく移り変わっているのに驚きます。

3月は一年のうちでも特に忙しい時でもあり、充実はしている分、季節に目を向ける余裕がないのも事実。


休日、風を感じて春の香りをいっぱい吸い込んで、周りの風景に目をやれば、
もうこんなに!!

私も忙しいけれど、春もまた温く忙しいく萌えていました。

 


Posted by ひかりのはる at 18:39 | Comments(2) | 自然の中で
 

2010年03月20日

ページをめくる



卒業、転勤、引っ越し、別れ、出逢い。
それはページをめくるように未知の世界が待っていたりします。
卒業式のお花のおすそわけをいただきました。

ベッカライ ブロートバランスがある本郷駅界隈は
短大、高校、小学校、幼稚園、保育園などがたくさん集中している地域です。
毎年この時期は、お客様ともお別れをすることが多いです。
わずかな期間のお付き合いとは言え、いろんな話をさせていただくまでになる方々も多く
先日も、短大生と涙のお別れをしました。
健康で、元気に新しい生活を頑張ってほしいと思います。

また4月に入ると、新しいお客様がぽつぽつといらっしゃいます。
新しい出会いも、また楽しみです。 


Posted by ひかりのはる at 17:58 | Comments(2) | まちの風景
 

2010年03月13日

コンサートのお知らせです。






高山賢人×美咲 Naganoコンサート ~それぞれの春へ~
長野市を拠点に活動している若き二胡奏者・高山賢人と、
八ヶ岳を拠点に活動しているシンガーソングライター・美咲のジョイントコンサート。
音が運ぶ、新しい春の息吹・・・感じてください♪


【日時】
2010年4月10日(土)
17:00 開場
18:00 開演
20:30 終演予定


【場所】
ホクト文化ホール 小ホール
〒380-0928 長野県長野市若里1-1-3
TEL:026-226-0008(代)


【チケット】
前売2,000円 当日2,500円 全席自由



【内容】
高山賢人×美咲コンサート、CD販売、サイン会




出演者プロフィール
【高山賢人】
1992年4月10日生まれ。長野県出身。二胡奏者。
11歳のとき、中国の伝統楽器「二胡(にこ)」に魅せられ、独学で修鍛を始める。
中国伝統曲に限らず、ポップス、ロック、ジャズ、クラシックなど、さまざまなジャンルの楽曲を演奏するようになり、ライブ・コンサート活動を中心に、他アーティストとのコラボなども積極的におこなっている。
現在、自身の感覚を表現するオリジナル楽曲の制作にも取り組みはじめ、プロになるべく研鑚中。


【美咲】
1985年9月4日、信州に生まれる。2003年2月(当時17歳)、自分で作詞作曲をはじめ路上にてライブを始める。
2004年3月高校を卒業後、信州・松本を拠点にシンガーソングライターの活動を開始。
同年4月「~地球(テラ)~」が世界180ヶ国に広がるアースデイネットワークearthday.jpの公式ソングとなり以後、全国各地でライブを行なうようになる。
自然、生命、地球、天体、宇宙から抽出されたエッセンスは歌になり、クラッシック、ポップスなど様々な要素が融合した歌声とともにすべての魂・生命に輝きと潤いをもたらす音響(音像)になっている。
現在は拠点を八ヶ岳に移し、一万年以上戦争がなかった縄文時代の叡智を黒耀石からのメッセージと共におくる「縄文の女神LIVE」を毎月満月の夜に行ってきた。また、「まるで植物たちの光合成のようだね。」ということではじまった太陽光で自家発電した電力を使った新しいLIVEスタイル「光合成LIVE」を展開し、自然なクリーンエネルギーを促進している。
また奥深く脈々と受け継がれてきた日本文化を辿り、全国の遺跡、史跡、文化財・文化施設などでも積極的にコンサートを行っている。




協力
【主催】
高山賢人×美咲コンサート実行委員会


【共催】
整体 RE楽X 海羽根
キャリア・マム
Misakix




お問い合わせ
整体 RE楽X 海羽根
住所:〒380-0935 長野県長野市中御所岡田町164
電話番号:080-3213-2940
メール:info@umihane.com

何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。


 


Posted by ひかりのはる at 17:27 | Comments(0) | まちの風景